短歌日記

短歌型日記

2024年4月16日 NO.3

立体パズルのように、組み合わない精神を持て余す病。わかってたことだけど、遊ばれていると思うと、案外気楽に過ごせる。実に不思議だ。


セキセイインコの呼びかけに閃く勇気あとは知らぬが仏だ

2024年4月16日 2

暖かな夜も、静かな夜も、穏やかな夜も動けずにいる身体も、どこか虚しく漂っている。蜘蛛のいる部屋で人質に成ったように朝を待っている。


蜘蛛の巣の糸は雨に光ってた時間と愛も虚しく

短歌日記2024年4月16日

一睡もせずに迎えた夜も淋しくもないし悲しくもない。何事もない日常に感謝するしか方法がない。生きると決めた日から、数十年。なにもないしなにも期待せずに生きよう。


暗くなる悪魔のようなため息が部屋を覆って何も言わない